最近、経済産業省から『新産業構造ビジョン中間整理』が発表され、現状のままだと2030年には人口知能(AI)やロボットによって735万人(2015年の12%)の雇用が失われる可能性が示されました。
この予想は、過去を振り返ると、1955年から2015年までの60年間で農林業の就業者が就業者全体の35%から3%(1278万人減少)に変化したことを考えると十分想定されます。
しかし、過去は農林業から非農林業の雇用にシフトでしたが、将来は雇用が人口知能やロボットにシフトすると予想されているので、ライフスタイルの見直しが必要になると思います。
人口知能やロボットの恩恵を受けながら、失業せず、あるいは就業せず、人生を楽しみましょう。
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栗山昌則 (火曜日, 10 5月 2016 05:36)
AIの進化と将来の雇用に関して大変興味深く考えています。TEDスピーチも勉強になりましたが、今、読んでる本は更に面白いです。「これからの世界をつくる仲間たちへ」落合陽一 著
あの、国際ジャーナリスト「落合信彦」の息子さんです。まだ28歳ながら今や父親を超える世界的な有名人になってるみたいです。この本では具体的にどんな雇用がAIに置き換わるかが述べられています。ブルーカラーよりも今のホワイトカラーの業務がどんどんコンピュータに置き換わると見ています。今のUberの例ではブルーカラーの運転手の雇用は減らず、収入は改善していて、コンピュータに代わって無くなったのは配車やドライバーを管理していたホワイトカラーの仕事だと解説しています。英語に付いても面白い考え方が述べられています。是非とも皆さんに読んでもらいたいです。ところで明日の勉強会は出席の予定です。